らぁ麺すぐる
塩らぁ麺
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京都の豚清湯の歴史はあれど、ここまで豚にこだわって清湯の美味しさを追求したお店というのもここしか無いだろうと思います。どうしても濁りが入りやすい炊き出しの中で、ここまでクリアにそれでいて旨味を抽出したスープを炊き出しているのは関西を見ても僕は知らない。さてさて、今年はミシュランのピググルマンにもノミネートされて、ますます勢いをつけているすぐるで塩をいただきに。
ちゃくドン。
今回は、随分と油の中に魚粉が入っており、魚介の風味が前に出ながら、後ろに分厚い豚の旨味がどっしり構える仕様で、それは麺が中太になったことに対するチューニングなのかな。前回頂いたしなやかであった麺がモチッとした食感を持たせたものに変わった部分が全体の仕上がりの演出も変えた感があります。とはいえ、塩味は程よく薄ら支える構成で、ある部分旨味がしっかりしているからこそであり、飽きる事なく最後まで食べれる一杯は本当に巧みさは流石です。
スープ、麺、チャーシューなど全てに置いて満足度の高い豚清湯はやっぱり僕にはすぐる一択だなぁって改めて感じました。ご馳走様!
2019年242杯目