ラーメン専門店ポパイ
醤油ラーメン
レモンチャーハン
餃子
違和感があったのに、その時にはあまり気にせずにスルーしてしまった。そうか、僕は見てくれだけでちゃんと作り手の心を見ていなかったなと。
あの時に気づけば、店主さんとの会話やご一緒して頂いたお二人にも話のネタになっただろうに。
見ている貴方は、僕の失敗がお分かりだろうか?
ちゃくドン。
ラーメンは、ノスタルジー感溢れるラーメンだが、このお店が生き残ってきたであるその訳がラーメンや餃子、そしてチャーハンにしっかり残されている。
煮干の魚介に豚骨ベースのスープに背脂が見える優しい醤油味。ちゃんと出汁がとられている。バラ肉のチャーシューの仕込み、髭を取ったもやし、適度な茹で具合の玉子。うん、しっかり作られている。時代に合わせたラーメンの作りではなく、ここにこの味を求めてやってくる地元のオヤジさん達に合わせたラーメン屋さんと言っていいだろう。実に美味い😋
餃子の手作りな餡、チャーハンもご飯一粒一粒がパラっとなるような食感にレモンの酸味でなんとも言えない唯一無二なお店。
こういうお店は決して食べログや雑誌、インスタでは紹介されないだろうし、評価する必要がない。地元の人がちょっと立ち寄って食べれるお店。そこに土足で踏み込む必要はない。
2019年240杯目
追記
この店内にはポパイの仮面があったり、ポパイの店名を大切にしたオブジェが沢山存在し、実はこのラーメンの黒いレンゲが異常に立てられて(真っ直ぐに立っていた)配膳されていました。これはポパイのパイプのイメージか、イカリ⚓️のイメージかのどちらかだと思いますが、愛する店名やキャラクターをお茶目に演出したもので、こういう物を見逃していた事が、まだまだだなぁって猛反省です。ラーメンの味だけを追うのではなく作り手の思いを全て拾える食べ手になりたい。